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日本と外国の企業の橋渡しをするブリッジSE

「ブリッジSE」という言葉は、あまり馴染みがないと思う人も多いかもしれません。それもそのはずで、ブリッジSEは比較的新しい職種といわれているからです。ブリッジSE、とはIT関係のプロジェクトを他国と協力しながら進める場合に、その中心となって活動するシステムエンジニアのことを指します。
例えば、日本側の代表となり、他国の企業チームと日本の橋渡し役をするという役割があるのです。言語が違うと、どうしても認識の差が出てしまったり、なかなか意見が合致しているとはいえない状況に陥ったりしてしまいます。
しかし、ブリッジSEは日本のチームと外国のチームの意見を合致させるための調整や、現場でのプロジェクトが成功するように調整をする役割を担います。そうすることで、プロジェクトの成功はもちろん、それにいたるさまざまな課題を取り除くのではなく調和することにより、プロジェクト全体をいい方向へ導くのです。
ブリッジSEとして活躍するためには、さまざまなスキルが必要です。コミュニケーション能力ははもとより、それに伴うビジネスの分析力や交渉力など多方面にわたります。また、相手国の文化やマナー、慣習などの熟知は、トラブルを避けるうえで大変重要なものであるといえるでしょう。ブリッジSEになるには資格は必要ありませんが、SEとしての実務経験や高いレベルの語学力は必須です。

◆参考文献:日本と海外をつなぐブリッジSE
by neb7hd | 2020-06-15 05:14